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CODE BLUE 2025

Contests/Workshops

Whispers Through the Firewall: Data Exfiltration and C2 with Port Knocking

このワークショップでは、参加者はSaucepot C2をMITRE ATT&CK手法と組み合わせて、特定のレッドチーム活動を実施します。

Workshop Outline

  • タイトル

    Whispers Through the Firewall: Data Exfiltration and C2 with Port Knocking

  • 日時

    Nov. 18th 10:00-17:30
    Nov. 19th 10:00-16:00

  • イベントスケジュール

    TBA

  • 会場

    ROOM 1

  • 登録

    CODE BLUE参加者であれば誰でも参加可能です

  • 主催

    Hubert Lin

  • 概要

    ポートノッキングは、クライアントがサーバーの閉じられたポートに対して特定の接続試行シーケンス(「ノック」)を送信する、ステルス性の高いネットワーク認証手法(T1205.001)です。正しいシーケンスを受信すると、サーバーは動的にポートを開くか、アクションをトリガーすることで、アクセスや通信を隠蔽します。Saucepot C2は、ポートノッキング手法を新たなレベルに引き上げます。TCPセッションの宛先ポート(DstPorts)をノックシーケンスとして使用する代わりに、送信元ポート(SrcPorts)(別名エフェメラルポート)を活用します。このアプローチにより、ポート443など、単一の送信ポートのみが許可されているような、非常に制限の厳しいファイアウォール環境でも、データの窃取が可能になります。

    このワークショップでは、参加者はSaucepot C2を以下のMITRE ATT&CK手法と組み合わせて、特定のレッドチーム活動を実施します。

    テクニック IDテクニック名 戦術
    T1041C2チャネル経由のファイル流出ファイル流出
    T1071.001アプリケーション層プロトコル: Webコマンドアンドコントロール
    T1205.001トラフィックシグナリング: ポートノッキングコマンドアンドコントロール/防御回避


    Saucepot C2は、 https://github.com/netskopeoss/saucepotでオープンソース化されています。
    Saucepot C2でサポートされているコマンドまたは機能は次のとおりです。
    - チェックイン/ハートビート
    - ディレクトリ一覧
    - プロセス一覧
    - ファイルアップロード

    ワークショップ演習:
    演習1: 従来のポートノッキング
    演習2: エフェメラルポートチェッカー
    演習3: データ流出
    演習4: コマンドアンドコントロール操作
    演習5: L4およびL7における異常の観測