アジア太平洋地域の航空宇宙分野を狙ったAPT:ドラゴンとチョリマが星を目指すとき
DAY 2
10:40-
11:20
近年、アジア太平洋地域における衛星・航空宇宙産業の成長は著しく、それに伴い関連する脅威も増加している。本講演では、近年のアジア太平洋地域における衛星および航空宇宙産業が直面しているサイバーセキュリティの脅威について紹介する。特に、中国と北朝鮮のハッカーグループの攻撃行動に焦点を当て、その動機・標的・手法を分析する。研究によれば、北朝鮮のハッカーは主に米国およびアジアの航空関連機関を標的にしており、衛星開発計画を支援するための技術を盗むことを目的としている。一方、中国のハッカーは、米国・ロシア・日本といった技術先進国や、中国と政治的対立を抱えるインドや台湾を主な攻撃対象としている。本講演では、これらの攻撃活動を時系列に沿って説明し、中国および北朝鮮のハッカーグループ間の攻撃動機・標的選定・手法の違いを比較する。また、いくつかのマルウェアを事例研究として共有する。
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Location :
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Track 1(HALL B)
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Category :
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General
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Speakers
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Vic Huang
ヴィク・ホワン
ヴィク・ホワンはWeb、モバイル、ブロックチェーンのセキュリティおよびプライバシー問題に興味を持っている。
彼はこれまでにHITB、CODE BLUE、REDxBLUE pill、HITCON、CYBERSEC、DEFCON villageで自身の研究を発表している。 -
Ming Xuan Yang
ミンシュエン・ヤン
ミンシュエン・ヤンはOTセキュリティ、暗号、マルウェアに興味を持っている。
これまでにCODE BLUE、HITB、Cybersecで自身の研究を発表している。