IDA Proを使用した高度なデコンパイラおよびプログラミング技術

このコースは SDK の基本から始まります。すなわち、開発環境のセットアップを行い、最初のプラグインをビルドできることを確認します。
1 日目は引き続き SDK に慣れることに重点を置き、最終的には逆アセンブルや UI と連携する一連の実践的な自動化プラグインの例で締めくくります。
2 日目は完全に Decompiler SDK に専念します。内部的に ctree と呼ばれる AST レベルと、中間コードレベルである microcode の両方を扱います。この日の終わりには、ctree と microcode について確かな理解を得るとともに、2 つの実用的なサンプル(時間が許せばさらに多く)を構築することになります。
また、このクラスでは「idalib」(ヘッドレスでのプログラミング/自動化)と、IDA のフル UI を対象としたプログラミングの両方に取り組むことになります。
さらにインストラクターは、IDA を用いたプログラミングおよびデバッグの体験を向上させるための 生産性向上のヒント も共有します。
このクラスは、インストラクターと直接交流できる貴重な機会です。質問をしたり、課題を共有したり、IDA や Decompiler に関する洞察を得ることができます。
本コースで扱う内容
- C++ と IDAPython 双方での SDK プログラミング(デコンパイラ開発を含む)
- SDK の概要と日常業務で重要となる機能
- 実践的な自動化および解析例(デコンパイラ活用を含む)
- IDA 開発スキルを加速させる生産性向上のためのヒント
Training Outline
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タイトル
IDA Proを使用した高度なデコンパイラおよびプログラミング技術
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講師
Hex-Rays講師 (TBA)
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提供言語
英語
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日時
2025-11-16 9:00 - 18:30
2025-11-17 9:00 - 18:30 -
会場
ベルサール新宿南口 4F会議室 Room4
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受講人数
20名 (※最少催行人数は10名)
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備考
- トレーニング参加者にはCODE BLUEのカンファレンスチケットが提供されます
トレーニング申し込み
トレーニング詳細
- このコースは、IDA Pro と Hex-Rays Decompiler のプログラミング基礎を学びたい、中級または上級の IDA ユーザーを対象としています。
- IDA Pro を少なくとも 1 年以上使用した経験があること
- C++ または Python(あるいはその両方)を中心とした十分なプログラミング経験を持っていること
本コース受講生、コース受講の持ち物
- IDA がインストールされたノートパソコンのみを持参してください。追加のハードウェアは必要ありません。
コース受講に必要なソフトウェア
- SDK が対応している主要なプラットフォームはすべて受講可能
- コンパイラ(GCC、clang、または Visual Studio)がインストールされていること
- CMake のバイナリをインストールしておくこと(特に Windows ユーザーに有用)
- IDAPython(Python 3.8 以上)がインストールされていること
本コース受講生、コース受講への提供物
- 受講者が IDA ライセンスを持っていない場合、IDA Pro Expert-2 ライセンスを提供します(受講者が選んだ 2 種類のローカルデコンパイラが付属)。このライセンスはトレーニングの数日前に有効化され、トレーニング後も数日間利用可能です。
- トレーニング修了後、受講者はライセンスを大幅割引価格で購入するオプションを受けられます。
- さらに、Tシャツ、ノート、ペンを提供します。
講師:

TBA
TBA
Hex-Rays講師 (TBA)